一般社団法人 日本あいさつ検定協会

いじめ支援者の行動-あいさつ温度差を報告する

質問

外部監査の視点から、職場の「あいさつの温度差」が組織の健全性リスクとして気になっています。ただ、主観的に見えるため、報告書に書くべきか迷っています。

AI(Chat先生)の回答

外部監査の立場で「あいさつの温度差」が気になる時、それを報告書に書くべきか迷うのは当然です。数値化しにくく、主観的に見えやすいからです。しかし、職場の健全性を見るうえで、あいさつの温度差は重要な観察項目です。

ただし、「雰囲気が悪い」「あいさつに温度差がある」とだけ書くと、読み手は受け止めにくくなります。監査報告では、印象ではなく、観察された行動として記述することが大切です。

たとえば、次のように整理します。

「特定の部署において、来客・管理職へのあいさつは行われている一方、若手社員や派遣社員への応答が乏しい場面が複数確認された」

この書き方なら、主観ではなく、対象と場面の偏りを示しています。

また、リスクとしては、次のように表現できます。

「このような応答の偏りは、心理的安全性の低下、相談・報告の遅れ、若手社員の孤立、ハラスメント相談の潜在化につながる可能性がある」

ここで重要なのは、断定しないことです。「ハラスメントがある」と書くのではなく、「リスクとして観察される」と書きます。外部監査の役割は、処分判断ではなく、組織が見落としている兆候を可視化することです。

現場での聞き取りをする場合も、あいさつそのものを問題にしすぎない方がよいでしょう。

「この職場では、困った時に誰に声をかけやすいですか」

「新人や異動者が質問しやすい雰囲気はありますか」

「特定の人だけ声をかけにくい空気はありますか」

こうした問いにすると、あいさつの温度差が、相談のしやすさや職場内の力関係と結びついて見えてきます。

あいさつは、組織の表面に出る小さな行動です。しかし、その背後には、上下関係、排除、疲弊、信頼の有無が現れます。外部監査で大切なのは、あいさつを道徳として評価することではありません。職場のリスクを知らせる早期サインとして扱うことです。

報告書には、断定ではなく、観察事実とリスク仮説として書く。その姿勢なら、主観に流れず、組織改善につながる記述になります。

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