一般社団法人 日本あいさつ検定協会

スマホを見たままの上司へのあいさつ

質問

上司にあいさつをしても、スマホを見たままで顔を上げてもらえません。返事がないわけではないのですが、こちらを見てもらえないので、軽く扱われているように感じます。

AI(Chat先生)の回答

上司にあいさつをしても、スマホから顔を上げてもらえない。返事はある。でも、こちらを見ていない。その小さな場面は、思った以上に心に残ります。

「おはよう」と声だけ返ってくる。けれど目は画面の中にある。こちらは一人の人として声をかけたのに、相手には通知の一つのように処理された感じがする。そこに寂しさや軽さを感じるのは、自然なことです。

ただ、この場面で言葉を足しすぎると、かえって苦しくなることがあります。

「ちゃんとこちらを見てください」
「スマホを見ながら返事されると嫌です」
「上司としてどうなんですか」

こうした言葉が必要な場面もありますが、毎朝のあいさつの場で正面からぶつけると、関係全体が重くなることもあります。

ここで考えたいのは、何を引けるかです。

まず、「上司が顔を上げないこと」と「自分が軽く扱われていること」を、すぐに一つに結びつけないことです。もちろん、そう感じるのは当然です。しかし、相手の態度を毎回「自分への評価」として受け取ると、朝の一場面が毎日小さな傷になります。

次に、あいさつを相手に顔を上げさせるための行為にしないことです。あいさつの目的が「上司の反応を変えること」になると、返事のたびに心が揺れます。

「おはようございます」と言う。相手がスマホを見ている。返事が小さく返る。そこで終える。追わない。試さない。こちらの一日の始まりまで、相手の画面に預けない。

これは我慢とは少し違います。自分のあいさつを、相手の態度に全部支配させないということです。

もし何か変えるなら、言葉ではなく位置かもしれません。通りすがりに言う。立ち止まりすぎない。相手の顔を待たない。自分の仕事に静かに入る。

無言のあいさつの視点では、相手を責める言葉を増やす前に、自分の中の「見てほしい」という期待の重さを少し下ろしてみます。

上司が画面から顔を上げないことは、気持ちのよいことではありません。ただ、その朝の不快感に、自分の一日全部を渡さない。その引き算も、あいさつの力の一つです。

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