一般社団法人 日本あいさつ検定協会

接客のあいさつを無視される痛み

質問

接客でお客様にあいさつをしても、無視されることがあります。仕事だから仕方ないと思いながらも、何度も続くと心が折れそうになります。

AI(Chat先生)の回答

接客のあいさつを無視される。これは、仕事の一場面として片づけられがちですが、受ける側には確かに痛みがあります。

「いらっしゃいませ」と言う。相手は目も合わせずに通り過ぎる。レジで「ありがとうございます」と言っても、反応はない。声は出しているのに、空中で消えていく。その繰り返しは、自分が透明になったような感じを残します。

ここで、さらに明るくしよう、もっと感じよくしようと、言葉を足し続けると疲れてしまいます。無視された痛みを、次のあいさつの明るさで取り返そうとすると、声の奥に無理が出ます。

まず引けるのは、「返事がないたびに、自分の価値まで下げられた」と受け取ることです。

もちろん、無視されて傷つくのは自然です。接客の言葉は仕事の一部であっても、声を出しているのは一人の人間です。返事がないと、乱暴に扱われたように感じることがあります。

ただ、お客様の無反応には、いろいろな理由があります。急いでいる。聞こえていない。人と関わる気分ではない。店員の声に反応する習慣がない。もちろん、態度として冷たい場合もあります。

大切なのは、その全部を自分の心に入れすぎないことです。

接客のあいさつは、相手から返事をもらうためだけのものではありません。店の入口に置く合図であり、自分が仕事の場に立っていることを整える言葉でもあります。

無視された後に、すぐ次のあいさつへ全力で立て直そうとしなくてもよい。痛みをなかったことにしなくてもよい。けれど、その無反応を一つずつ背負い続けなくてもよいのです。

引き算とは、笑顔をやめることではありません。お客様の沈黙を、自分の心の奥まで入れすぎないことです。

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